講演テーマ「血糖調節における骨格筋の役割」
講師:
東京都立大学 人間健康科学研究科 ヘルスプロモーションサイエンス学域 教授
藤井宣晴 様
予防未病健康医師協会では、第12回情報交換会を開催いたしました。
今回の講演では、「健康の鍵を握る筋肉が分泌するホルモン マイオカイン」について、藤井教授にご講演いただきました。
従来、血糖値を低下させる調節因子はインスリンのみと考えられていましたが、藤井教授の研究により、筋肉の収縮にも同等の血糖降下作用があることが明らかになりました。その画期的な発見について、わかりやすく解説していただきました。
さらに、クリニックで患者さんに説明する際の考え方や伝え方についてのご質問にも、藤井教授が具体的かつ丁寧にお答えくださいました。この情報交換会では、質疑応答の時間を長い時間設けており、参加いただいた先生方の学びが深まる場となっております。
今回の学びを日々の診療に活かし、一人でも多くの患者さんの健康増進に繋がることを願っています。今後も、最新の医療情報を共有し合い、共に学び成長できる場を提供してまいります。