講演テーマ:「健康増進医学」
講師:健康増進クリニック 名誉院長
水上治先生
予防未病健康医師協会では、第21回情報交換会を開催いたしました。
今回は、水上治先生を講師にお迎えし、「全死亡率」を重要な指標として捉えた予防医学の視点や、食事・生活習慣と健康寿命との関わりについてご講演いただきました。
講演では、WHOの健康概念やウェルビーイングに触れながら、「病気の有無だけでなく、QOL(生活の質)を維持しながら生きることが重要である」と解説されました。また、糖質制限、BMI、コレステロール、減塩など一般的な健康情報についても、全死亡率や長期予後の観点から再考する必要性が示されました。
さらに、和食や発酵食品、果物、キノコ、コーヒーなどに関する国内外の研究をもとに、食生活と健康との関連について幅広く紹介されました。特に、日本人に適した食習慣や、患者に寄り添う支援の重要性が強調されました。
質疑応答では、果物や蜂蜜の摂取、高濃度ビタミンC点滴療法、自由診療と保険診療のあり方などについて活発な意見交換が行われ、「健康寿命」と「QOL」を改めて考える貴重な学びの機会となりました。
今後も当協会では、予防医療の実践につながる学びと交流の場を提供してまいります。

