第13回情報交換会を開催

講演テーマ「男性更年期障害:社会に潜む見過ごされがちな健康課題」
講師:
順天堂大学大学院医学研究科泌尿器科学 特任教授
井手久満 様

予防未病健康医師協会では、第13回情報交換会を開催いたしました。

「男性更年期障害(LOH症候群)」について、井手特任教授にご講演いただきました。

現在、日本は世界で最も高齢化率が高く、中高年のQOL(生活の質)の維持・向上が重要な課題となっています。近年「LOH症候群(加齢性腺機能低下症)」が注目されており、男性の健康に大きな影響を及ぼすことが明らかになっています。

LOH症候群とは、加齢やストレスによるテストステロンの低下により発症する症候群であり、筋力低下、疲労感、性機能低下、うつ、不安、集中力低下 など多岐にわたる症状が現れることがわかっています。

講演では、テストステロンの減少を防ぐための生活習慣改善(運動・睡眠・食事)や、診断基準・治療法について詳しく解説いただきました。さらに、患者さんにもすぐにお伝えできる、日常生活に活かせる実践的なアドバイスも、丁寧にご案内いただきました。

今回の学びが、多くの患者さんのQOL向上につながることを願っています。

今後も、最新の医療情報を共有し合い、共に学び成長できる場を提供してまいります。

順天堂大学大学院 医学研究科 泌尿器科学

Instagramでは、予防未病健康医師協会から必見情報をお届けしております。フォローお願いします!

この記事のシェアはこちら
  • URLをコピーしました!
目次