講演テーマ「化学物質の毒性と自然素材による代替の可能性」
講師:
大自然株式会社 代表取締役
中山栄基 様
予防未病健康医師協会では、第15回情報交換会を開催いたしました。
今回は、旧労働省(現・厚生労働省)の研究機関で長年化学物質の毒性研究に携わり、現在は大自然株式会社 代表取締役として自然素材の研究・開発に取り組まれている中山様をお招きしました。
講演では、現代社会において私たちがどれほど多くの化学物質に囲まれて生活しているか、またそれが健康に及ぼすリスクについて、わかりやすくご解説いただきました。
中山様は、毒性研究の集大成として「毒をなくす研究から、毒をなるべく使わない社会の構築へ」という視点に立ち、野生植物の持つ力に注目されています。人間以外の野生動物が野生植物を摂取している事実から、自然界のバランスに基づいた健康維持の重要性についてお話しいただきました。
また、科学物質の除去が病気予防につながる可能性についても強調され、参加者の先生方からも多くの質問が寄せられました。
情報交換会では、今後も患者さんの健康維持に貢献できるよう、新たなつながりや気づきが得られる学びの場を広げてまいります。