講演テーマ「未病としての脂肪肝」
講師:
北海道大学大学院農学研究院 食品栄養学研究室 教授 石塚 敏 様
予防未病健康医師協会では、第6回情報交換会を開催いたしました。
「未病としての脂肪肝」というテーマで、未病の概念や日本人の成人の4人に1人が罹患している国民病とも言われている「脂肪肝」について、講師よりお話しいただきました。
当日は、12水酸化胆汁酸が肝臓に対する影響として、脂質蓄積や腸内細菌の変化など様々な症状は発生するなど、生活習慣病の初期症状であり、一つの未病のモデルと言えるということをお話しいただきました。
また、「おからが肝臓に脂質蓄積を改善する」という、食事から改善する研究結果もお話しいただき、参加いただいた会員の先生方も具体的にどうすれば良いかを理解でき、様々な気付きが得られる貴重な時間となりました。
石塚教授には協会の「健康寿命に寄与する」という想いにご賛同いただき、石塚教授が当日使用した資料を頂戴しており、会員の先生方に共有させていただいております。また、協会事務局から毎月実施をしている、協会の先生方のクリニックの患者さん向けに、石塚教授の資料を活用させていただき講演を行うことで、患者さんが正しい情報を得ることで行動変容に繋がることを願っております。