講演テーマ「体内時計と時間栄養学」
講師:国立研究開発法人 産業技術総合研究所 細胞分子工学研究部門 食健康機能研究グループ
グループ長 大石 勝隆 様
予防未病健康医師協会では、第3回情報交換会を開催いたしました。
講演のテーマは「体内時計と時間栄養学」であり、注目を集めている分野の一つです。
体内時計が健康に与える影響や、食事と時間の関連性についての理解が進む中、テーマに掲げている「時間栄養学」について日々研究をされている、国立研究開発法人 産業技術総合研究所の大石様に講演いただきました。
時間帯によって、代謝が変化するメカニズムや、同じものを摂取するのでも時間帯によって効果がかわるため、効率良く栄養素を取り入れる方法などをお話しいただきました。
健康を意識して「何を食べるか?」ということを意識されている方は多いなか、「いつ食べるのか?」ということを意識されている方は少なく、時間栄養学という新たな視点を得ることができる内容でした。
セミナーや情報交換会では、最新の科学的に正しい研究情報をご提供いただけることで、安心して患者さんにお伝えすることができます。また、講師の方には協会の想いに賛同いただけることで、講演資料をそのままご提供いただいております。
この資料を活用して、協会の会員の先生方が患者さんに発信することで、患者さんも喜んでいただける、良い循環になっております。協会としても、セミナーや講演で得た正しい健康情報を、更に多くの方に届けるために、事務局が講師の資料を活用して患者さん向けに講演を行うなど、今後も新たな活動も行ってまいります。